鎭西 亮子先生からのメッセージ

草加市立病院非常勤 榊原サピアタワークリニック副院長 消化器内科
平成8年 東邦大学卒

鎭西 亮子

田中雄二郎先生、このたびは御退任を迎えられるとのこと、心よりお喜び申し上げます。

私は、臨床医学教育開発学(旧:総合診療部)の時代だけではなく、消化器内科の大学院時代も田中グループに所属していたため、田中先生には長年に渡り、大変お世話になりました。

一番印象深い出来事は、初めての論文を投稿した時のことです。私の卒業期限も迫っている時期でした。初回の投稿の返事が、信じられないことに、何とacceptの返事だったのです。そしてその後も、順調にacceptされたという、周りの皆も驚くようなことがありました。田中先生にも、「鎭西さんは悪運が強いわねー」と、お褒めの言葉を頂いたのを覚えております。これはビギナーズラックではないかとも思いましたが、田中先生の御指導の元に完成した論文でしたので、自信を持って良いのだ、と思えるようになりました。今更ではありますが、感謝申し上げます。

その後も、個人的なこと(○東病院がハードで嫌だ、など)で先生にご相談させて頂くこともありましたが、その都度、的確なアドバイスを頂きました。また、私の母が病気になった際にも親身になって下さり、母をはじめ家族一同、本当に先生には感謝してもしきれません。

現在私は、草加市立病院で非常勤として外来を、そして他の民間クリニックで外来、内視鏡検査をしておりますが、毎年研修医のマッチングの結果はチェックしています。相変わらず医科歯科は大人気で、さすが田中先生!と毎回私も嬉しく思っておりました。

最近は先生にお目にかかれる機会がありませんでしたが、3月の先生の最終講義は拝聴したく存じます。
先生の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。