新着情報

2023.08.08

2023年4月より、日本医事新報に【識者の眼〜新型コロナとの闘い】連載コラムを執筆しています。

2023年4月より、日本医事新報に【識者の眼〜新型コロナとの闘い】連載コラムを執筆しています。
ぜひご一読ください。

2022.06.27

「女性研究者のキャリアアップ」対談を実施

「女性研究者のキャリアアップ」をテーマに対談を行いました。
その内容を「卒業生から見た母校への提言2」としてまとめました。
ぜひお読みください。

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対談にご協力いただいた皆様

東北大学副学長
大隅 典子(おおすみ・のりこ)先生

1985 年東京医科歯科大学歯学部卒。1989 年同大学院歯学研究科博士課程修了。同顎口腔総合研究施設、同大学院、 国立精神神経センター神経研究所を経て、1998 年東北大学大学院医学系研究科発生発達神経科学分野教授に就任。 同総長特別補佐(男女共同参画担当)、同ディスティングイッシュトプロフェッサー、同大学院医学系研究科附属創 生応用医学研究センター長を歴任。専門は発生発達神経科学、発生生物学、分子神経科学、神経発生学など。

東北大学 大学院医学系研究科・医学部 附属創生応用医学研究センター
がん医学コアセンター 細胞増殖制御分野 教授
中山 啓子(なかやま・けいこ)先生

1986 年東京医科歯科大学医学部卒。1991 年同大学院医学研究科博士課程修了。ワシントン大学博士研究員、日本 ロシュ株式会社主任研究員、東京医科歯科大学医学部附属病院医員、九州大学生体防御医学研究所助教授を経て、 2003 年東北大学大学院医学系研究科教授に就任。同メディカル・メガバンク機構 人材育成部門長、同未来型医療創 造卓越大学院プログラムプログラムコーディネーターを歴任。

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 顎顔面補綴学 准教授(キャリアアップ)
隅田 由香(すみた・ゆか) 先生

1997 年日本歯科大学歯学部卒。2001 年東京医科歯科大学大学院歯学研究科博士課程修了。同歯学部附属病院、同 大学院医歯学総合研究科顎顔面補綴学助教、講師を経て、2021 年4 月同大学院医歯学総合研究科顎顔面補綴学准教 授(キャリアアップ)に就任。

今村 聡子(いまむら・さとこ)副学長 ( 事務総括・男女共同参画・障害者雇用担当 )・事務局長
1995 年東京大学教育学部卒業。同年文部省入省。初等中等教育局視学官、東京大学経営支援担当部長、総合教育政 策局政策課主任教育企画調整官などを経て、2020 年東京医科歯科大学副学長(事務総括・男女共同参画・障害者雇 用担当)・事務局長に就任。

古川 哲史(ふるかわ・てつし)先生 理事・副学長(研究・改革担当)
1983 年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。1989 年同大学院医学研究科博士課程修了。マイアミ大学医学部内科学循環器 部門・リサーチアシスタントプロフェッサー、日本学術振興会特別研究員、秋田大学医学部第一生理学講座助教授などを経て、 2003 年東京医科歯科大学難治疾患研究所生体情報薬理学分野教授。2021 年より理事・副学長(研究・改革担当)。

2022.02.01

talk & talk コロナ禍を探る2_組織論からみた本学のコロナ対応と今後のあり方

東京医科歯科大学では、外部の有識者をお招きして、本学のコロナ医療に対する取り組みに関する検証と、今後の方向性について「コロナ禍を探る」というテーマで、ご意見を伺っています。今回は、長引くコロナ禍の中から新たに浮上した本学のコロナ対応の課題について、慶應義塾大学商学部教授・菊澤研宗先生をお招きして、組織論、リーダー論の視点からお話を伺いました。

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2022.01.20

卒業生から見た母校への提言OB スーパーサイエンティスト座談会

東京医科歯科大学卒業後から現在まで世界を舞台に活躍する本学 OB のスーパーサイエンティスト 3 人(一條 秀憲 東京大学大学院薬学系研究科 教授、中山 敬一 九州大学生体防御医学研究所 教授、水島 昇 東京大学大学院医学系研究科 教授)と田中雄二郎学長が「母校への提言」というテーマで座談会をオンライン開催しました。
スーパーサイエンティストから見た母校への貴重な提言をいただきましたので、是非ご覧ください。

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2021.08.30

talk & talk コロナ禍を探る_名著「失敗の本質」から学ぶ

1984 年に発行された『失敗の本質』がコロナ禍でベストセラーになっています。『失敗の本質』は、ノモンハン事件以降の 6 つの代表的な日本軍の敗戦について組織経営論の視点で分析し、後世の政治、経済、社会、組織運営に活かせるように構成された名著です。
日本軍の失敗の歴史を礎に、失敗する組織が抱える諸問題を浮き彫りにし、問題解決への道筋と健全な組織であり続けるために必要なことについてまとめています。その執筆者の一人である戸部良一先生に、東京医科歯科大学田中雄二郎学長が、本学のコロナ対応について説明し、現状の分析と今後の指針についてご意見を伺いました。

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2021.04.14

2021年度 学長所信4月1日「分野を超えた協調へ」

分野を超えた協調へ

昨年の今⽇は学⻑就任の⼀⽇⽬でしたが、コロナ禍が始まりピンチをチャンスにと皆様にご挨拶してスタートしました。

振り返れば昨年4 ⽉2 ⽇に最初のコロナ患者の⼊院を受け⼊れて以来、都内でも最も多くの重症患者を受け⼊れてきた本学医学部附属病院の取り組みや、変異株を中⼼とした本学の関連研究はメディアでも⼤きく取り上げられ、社会からも⾼い評価を頂きました。
その社会から様々な応援を頂き、寄附⾦⼀つ取り上げても2.6 億円(前年度の6 倍以上)にも及んでいます。経済的な損失が懸念されましたが、幸い、⾏政からの補助⾦によりその⼼配も解消しています。

これをなし得たのは、社会からの応援も勿論ですが、教職員の皆さんが、合⾔葉「⼒を合せて患者と仲間たちをコロナから守る」の下に、各部署が⾃律的に考え、「責めるより応援しよう」と協⼒してくださったからだと思います。本当に感謝しています。
加えて、昨年10 ⽉15 ⽇には、萩⽣⽥光⼀⽂部科学⼤⾂から指定国⽴⼤学法⼈の指定を受けました。

九つの指定国⽴⼤学法⼈の内、医療系に特化した⼤学は本学のみで、指定国⽴⼤学法⼈としての⽬標に掲げた「世代を超えて地球・⼈類の「トータル・ヘルスケア」を実現する」に向けて、我が国をリードする使命が課せられたと認識しています。

以上、昨年度を振り返りましたが、今年度について基本的な考え⽅をお話します。
コロナ感染症は依然として収束の兆しはありませんが、本学はそれぞれの部署が創意を
発揮しその⼒を合わせる という 「⾃律と協調」へ ⼀歩を踏み出していると思います。今年度はこの歩みをさらに加速したいと思います。

特に、今年は 学内の協調、コラボレーションについて⼒点を置きたいと思います。それも、それぞれの専⾨や分野を超えた今までにないコラボレーションを重視し、⽀援していきたいと思います。

なぜ学外連携よりも学内連携に⼒点を置くのか? 決して学外との協調を排除するものではありませんが、学内分野間協調を進めることにより本学の付加価値が⾼まり、学外との連携もさらに円滑に進むと考えているからです。

本学には、医学部に医学科、保健衛⽣学科(看護、検査)、⻭学部に⻭学科、⼝腔保健学科(衛⽣、⼯学)があり、さらに教養部、難治疾患研究所、⽣体材料⼯学研究所、メディカルデータサイエンスセンターがあります。

しかし、⾼い専⾨性を有する反⾯、部局間ないし分野間協調という点では必ずしも⼗分ではなかったと思います。

コロナを通じて⽣まれた協調機運の中、本年10 ⽉には 医学部附属病院と⻭学部附属病院が⼀体となり東京医科⻭科⼤学病院に⽣まれ変わります。これも、分野間協調の⼀環となると期待しています。

メーテルリンクの名作「⻘い⿃」にあるように、探し求めていた幸福の「⻘い⿃」は、結局家の⿃かごの中に居た ということは、皆さんの⼈⽣でも思い当たることがあるのではないでしょうか? 例えば、仕事のコラボレーション相⼿を散々探していたら、すぐ近くに良い相⼿がいたという経験がある⼈は多いのではないでしょうか?

幹部職員の皆さんには、それぞれの担当範囲、即ち教育、研究、診療、国際、情報、社会連携の領域に於いても分野間協調を⽀援して頂きたいのです。それも精神論だけでなく、補助⾦など具体的な⽅策を考えて頂きたいのです。

加えて、率先して幹部職員の皆さん⾃⾝が連携して、⼤学を構成する教職員ひとりひとりが⾝近にある「⻘い⿃」を⾒いだせるように⽀援して頂きたく、この場を借りてお願いする次第です。

「⼒を合せて患者と仲間たちをコロナから守る」 という合⾔葉ですが、もともとは学⻑就任に当たって掲げた 「⼒を合せて未来を拓く」 に由来しています。
就任2 年⽬の今年は、分野を超えた協調即ち幅広いコラボレーションを合⾔葉に皆さんと「未来を拓く」べく、⼀緒に進んで⾏きたいと考えています。是⾮ご協⼒をお願い致します。

2021.02.02

BSフジ『LIVEプライムニュース』に出演

田中雄二郎学長が2021年1月27日のBSフジ『LIVEプライムニュース』に出演しました。

出演後の田中雄二郎学長のコメント

 2時間という長い生放送なので躊躇しましたが、まじめな番組なので本学関係者の努力や想いを少しでも伝えられればと考え出演しました。結果は…2時間でも足りなかったです。あのことも言えば良かった、このことも…ということが山程あり、触れられなかった皆さんの努力には申し訳なかったと思います。結局、我々の努力は2時間で語り尽くせるものではないですね。キャスターの反町理(おさむ)さんが放送翌日のニュースでも紹介しSNSなどで反響?を呼んだのが、冒頭の「責めるより応援しよう」という我々のキャッチフレーズでした。緊急事態宣言下、われわれ自身もこの言葉をもう一度大切にしたいと思います。


ダイジェスト版をネットで視聴できます。拙い喋りですが、時間があれば御覧ください。

『重症者受け入れトップ 東京医歯大学長に聞く 最前線の現実と課題は』【前編】

『重症者受け入れトップ 東京医歯大学長に聞く 最前線の現実と課題は』【後編】


2021.01.04

今年もよろしくお願いします。

2021年の始めにR&Rが大切!正しい道を復元力を持って一緒に進みましょう

2021.01.01

田中雄二郎学長も本学学生たちと共演!

東京医科歯科大学のグリーティング動画です。田中雄二郎学長も本学学生たちと共演しております!

2020.12.24

研究に関する3つの指針について英語で説明

田中雄二郎学長が東京医科歯科大学の研究に関する3つの指針について英語で説明しております。

2020.10.16

東京医科歯科大学は指定国立大学法人の指定を受けました

東京医科歯科大学は、2020年10月15日に文部科学大臣から世界最高水準の教育研究活動の展開が見込まれる大学として第4期中期目標期間(2022年度~)における指定国立大学法人の指定を受けました。
指定国立大学法人制度は、日本の大学における教育研究水準の著しい向上とイノベーション創出を図るため、文部科学大臣が世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学法人を指定するものです。
指定国立大学法人となった本学には、国際的な競争環境の中で、世界の有力大学と伍していくことを求められ、社会や経済の発展に貢献する取組の具体的成果を積極的に発信し、国立大学改革の推進役としての役割を果たすことが期待されています。

田中雄二郎学長のメッセージ

 本学の指定国立大学法人構想では、長期的視点における世界的・社会的課題を「世代を超えた人類のトータル・ヘルスケア」の実現に設定し、「知と癒しの匠」の創造による世界屈指のヘルスケア・サイエンス拠点の形成―を目標に掲げています。
 急速な進歩と変革の時代の中で、本学の特徴と優位性を生かし、10年後、そしてそれ以降も継続してたゆみない進化を遂げる世界レベルの卓越した大学を実現するため、本学が実行する大胆かつ計画的な改革への取組みにご注目ください。


萩生田光一文部科学大臣から指定書を受け取る田中雄二郎学長

さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。

2020.03.05

未来のための今

このホームページは、
本来、私の最終講義の日に
いわゆる退任記念集に代わるものとして
公開を予定していたものです。
しかし、最終講義は新型コロナウイルス感染により
延期となりました。
講題が「未来のための今」でしたので
そのままホームページの名称とすることにしました。

教授在任は20年近くに及びましたが、
永い間本当に有難うございました。

田中 雄二郎